建築士会CPD単位の取得方法
1-2 システムの変更
(1) 講習会等に参加した場合
建築士会等が認定した研修プログラムに参加すると、出席記録をCPD単位として登録されます。 基本は、CPD単位登録に必要となるCPD番号と氏名等に関するデータが入ったCPDカードを使用します。
① 研修プログラム参加時に会場等に設置されたカードリーダーに個人ID(建築士登録番号ほか)の入った「CPDカード」を当てます。
これによる出席記録を、建築士会事務局がデータ化してサーバーに登録します。
② 開催規模の小さい研修の場合、建築士会が別途データを作成して登録する場合もあります。
③ また、プロバイダーによっては、講習会受講申込時に予め「CPD番号または建築士番号と氏名」の記入を求める場合があります。 この場合は、プロバイダーが受講申込名簿から当日の欠席者を除いて出席者リストを作成し、後日、建築士会がサーバーに登録します。
④ CPDカードを忘れた場合には、当日、会場に用意された手書き記入用名簿にCPD番号とカナ氏名を記入してください。
なお、手書き記入に誤りがあった場合には、データ登録はできませんので、正確に記入してください。
(2) 講習会等の講師の場合
建築士会認定プログラムである講習会等の講師としての活動をCPD単位とする場合、プロバイダーが出席者リストの講師欄にCPD番号とカナ氏名を記入します。
(3) 認定教材の場合
連載講座等の認定教材の履修登録は、教材で学習後に誌上に掲載される設問への解答をCPD参加者がネット上の専用画面(建築士会CPDシステム・参加者用画面)で入力し、正解の場合に建築士会(事務局)がCPD単位として登録します。
システムの使用には、所定のURLからシステムにログインして行います。
(4) 取得単位の確認方法
建築士会CPDシステム・参加者用画面にログインして確認ができます。
2-3 他団体CPD制度とのデータの交換
本会とCPD制度で連携し、概ね同じ認定基準でCPDを行い、ほぼ同仕様のシステムを運用しているJIA(日本建築士家協会)等とはデータの交換が可能となります。
したがって、建築士会で認定した研修プログラムの出席データは、JIAへも自動的に提出され、一方、JIA等の認定プログラムに出席した場合も、それらの団体から建築士会へ出席データが送られ、建築士会に登録されます。
また、希望により、建築CPD情報提供制度(事務局:(公財)建築技術教育普及センター)へもCPD履歴データを送り、同制度を活用することも可能です。
表 建築士会CPD制度に登録できるCPD単位
CPD単位登録先 |
|||
参加プログラム |
建築士会 |
JIA |
情報適用制度 |
建築士会認定プログラム |
◎ |
◎ |
○ (法定講習・認定教材を除く) |
JIA認定プログラム |
○ (自習・委員会を除く) |
◎ |
○ (法定講習・認定教材・自習・委員会を除く) |
情報提供制度認定プログラム |
◎ |
◎ |
◎ |
出席者名簿(見本)