建築士法改正に関する講習会の概要
平成26年6月に公布され、平成27年6月25日に施行される建築士法の改正にあたり、その改正内容について、建築士事務所に属する建築士、開設者、その他に周知を図るために全国で講習会を実施します。
今回の法改正で書面による契約が義務づけられたことから、本講習会では、建築士法の改正内容に加えて、日頃の業務で特に重要になると考えられる設計・工事監理の契約のポイントについて新たにテキストを作成し、詳細に解説します。
今までと同じ契約の方法・内容では、改正建築士法の施行後は同法の規定を満たさない可能性もありますので、ぜひ本講習会を受講していただきたくご案内いたします。
1.講習会名称
建築三会による建築士・建築士事務所のための改正建築士法講習会
2.講習会の特長
今回の建築士法の改正は多岐にわたり、いずれも建築士、建築士事務所に大きな影響を及ぼすものであり、特に「書面による契約の義務化」は、建築士事務所の日常業務に多大な影響を与え、発注者にも理解を求めていくことが重要です。このため本講習会では、改正建築士法の内容に加え、契約のポイントをまとめた新たなプログラムを追加し、建築士事務所の日常業務における書面による契約の方法、契約書式、契約書の記載方法などを詳細に解説します。
3.受講対象
建築士、建築士事務所の開設者等
4.講習会の実施主体
主催 : (公社)日本建築士会連合会、(一社)日本建築士事務所協会連合会、(公社)日本建築家協会
主管 : 都道府県の建築士会、都道府県の建築士事務所協会
協力 : (一社)日本建設業連合会
5.講習会の実施時期
平成27年5月~6月中旬
6.講習時間
休憩を含め3時間半程度
7.講習内容
① 建築士法の改正の経緯と意義(講師またはDVDによる講習)
② 建築士法の改正内容について(講師による講習)
③ 改正建築士法による設計受託契約等のポイントについて(DVDによる講習)
8.CPD認定について
建築士会CPD1時間1単位認定(建築CPD情報提供制度、JIA CPD、建築施工管理CPD等にも認定される予定です。)